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​私たち家族は2013年東京から夫婦で渡米。2016年に男の子を出産、2017年現在の居住地、ボセルへ引越し。2022年に犬を飼い家族は3人と一匹、現在の形態へ至る。

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更新日:2月20日



惜しみなく降っては惜しみなく溶ける雪
惜しみなく降っては惜しみなく溶ける雪

私は先週木金と風邪をひいて給食の仕事を休みましたが、今週も本日水曜日、明日木曜日現在学校が雪のために休校になり、水木金出勤の私は丸ごと一週間お休みになりました。(私の働く私立の学校は月曜日2時間遅れスタート、火水木は学校はCloseで、水木はオンライン授業となった模様。)

かく言う息子の公立学校も月火と2時間遅れスタート、水曜日はお休みになり、休みなんだけどなんだか慌ただしい一週間です。息子は雪に喜び庭駆け回ってたけど、午後には学校がないから退屈だとぼやいていました。

ちなみに土曜日の日本語補習校は本日水曜日に連絡があり、土曜日はオンライン授業。登校は不可🐣となりました。


以下今週末にかけてのシアトル近郊の天気予報です。


今週後半
  • 水曜日の夕方以降、低地での降雪の可能性が再び高まります。気温が下がるにつれ、降水が雪になる地域もあるでしょう。

  • 予測が難しいものの、アーリントンからチェハリスまでの広範囲で0〜3インチ(約0〜7.6cm)の降雪が見込まれます。

  • 地域によっては全く雪が降らないところもあれば、3インチ以上積もる場所もあります。

  • 木曜日の朝には降雪が止み、午後には晴れる見込みです。気温が再び上昇し、昼頃までには主要道路の雪や氷が解けるでしょう。

週末の天気と雪の可能性
  • 金曜日は乾燥した天候で、部分的に晴れるものの寒さは続きます。

  • 週末には軽い雨が降る可能性があり、夜間にわずかに雪が降るかもしれませんが、大きな影響はなさそうです。

  • フレーザー峡谷からの冷たい風は午後に和らぐ見込みですが、西ワトコム郡では依然として気温が低く、夜間には軽い降雪が予想されています。

  • ワシントン州沿岸部では、内陸部よりも降水量が少なくなる見込みです。

  • 中央ワシントン州は非常に寒く、最高気温は20°F台(約-7〜-1℃)で、断続的に雪が降るでしょう。


先週の風邪と、今週の雪で整体の予約を2度リスケしました。休みは休みなんだけどさ、結局家族みんな家にいるので普通に疲れるのよ。

How much coffee do you need to survive parenting today?

更新日:2月20日

先週先々週と、職場の日本人の同僚が娘ちゃんの結婚関連の一時帰国で不在のため代理で出勤となりました。私は普段月火は給食はお休みして別の仕事をしてるんですが、この二週間は給食フル出勤(体力勝負)でした。火曜日の夕方シアトル付近にBomb Cyclone(爆弾低気圧?みたいな?)が上陸するというので、どうせいつものハッタリだろうとタカを括っていたのですが、火曜日の夜7時ごろまんまと停電になりました。夜ご飯も済ませたあとだったので、明日の朝には戻るだろうと継続してタカを括っていたのですが、結局停電は水曜日の深夜まで約30時間ほど続きました。

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表では定期的にサイレンがせわしなく鳴っていましたが、停電自体が我が家に与えた影響は特に大したことはなかったのです。停電直後に「はいこれはあなたの」ということでヘッドライトとAnker 521 Portable Power Stationをあてがわれ、スマホ充電も心配することなく快適に息子と毛布の中でぬくぬく過ごしていました(結構寒かった)一度このポータブルパワーステーションでエスプレッソマシンを動かそうとして「ちょっと待て。」と止められましたが、キャンプ用品を引っ張り出して、暗闇の中温かいコーヒーを飲むこともできました。


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火曜日の夜に停電が始まって、水木と過ごすうちに徐々に周りの状況がわかってきました。私の職場の学校、息子の小学校の学区は水木と休校になりました。近隣の町の学区は金曜日まで、息子が通う土曜日のシアトル日本語補習校も休校となり地域緊急事態宣言(local emergency)が出たりもしました。電力会社の停電マップを確認すると、停電は金曜日にかけて縮小どころか広がっているようでした。私はその前の週もフル出勤でしたが、思わぬ2日間のお休みとなり、まあ良かったな程度に考えていました。ちなみに火曜日の暴風雨に関しては私の住むあたりはほとんど影響がなかったのです。そんなに風吹いた??と首を傾げるばかりでした。おそらく本当にごく一部のエリアに暴風雨が吹き荒れ、木が倒れた結果これほどの広範囲の停電がもたらされたわけなのです。


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金曜日は息子も学校が開き、勤務先の学校も電力が戻り、私も晴れて出勤となりました。私の勤務先の学校は私立の一貫校なので、被害の大きいエリアからもたくさんの生徒や先生が通ってきます。当日のランチの注文数はこれまでで最大となりました。キッチンのボスの自宅もまだ停電から復旧しておらず、ボスはお子さんを連れて出勤していました。キッチンはこれまで数日の停電を経ていたために冷蔵庫、冷凍庫内から大量の廃棄が出ました。ランチの注文数を捌くために対応しましたが、電気がなくて連絡の取れない生徒がまた大勢欠席していたため、ランチ注文数と実際の供給数に大幅な差が出てキッチンは大混乱となりました(汗)

それでも仕事を終え、先生や生徒たちに「停電大丈夫だった?」と声をかけると、「ホテルから登校した」とか「マンションのドアやガレージドアが(電気なので)開かなくて締め出された」などまだまだみんな大変な状況のようでした。しかし、登校している人たちの状況はまだ全然で、登校できなかった生徒や先生たちは、例えば倒木が屋根を破壊したみたいな深刻な状況でもあるようでした。

勤務先の学校には系列校に日本語を含むバイリンガルの学校もあるのですが、その土曜日の日本語学校の先生から、停電で先生が足りないので土曜日手伝いに来て欲しいと連絡が入り、私は土曜日のお手伝いにも駆り出されました。

そんな中、娘ちゃんの結婚関連で日本に帰国中の同僚から、「そっちは大変みたいだね。」というメッセージが来ました。「夫のお母さんが急死して、まだしばらく戻れそうにない」との連絡でした。さらに、勤務先の校長からメールが届きます。「我が校の先生の一人が水曜日に急死しました。お葬式は日曜日です。」



さて、これを書いている今日は月曜日です。息子はこの週末で風邪をひき、今日は学校を休んでいます。

私は土曜日の日本語学校のお手伝いもなんとかこなして、頭の中は今週の木曜日に控えるサンクスギビングです。来客もあります。

私としてはこれほどまでに感謝が意味を持つサンクスギビングは久しぶりです。今回の暴風雨は自らの状況だけを見ると、お気楽な停電祭りと言った感じでした。実際停電中息子は不便なインドアキャンプを楽しみ、電気が戻ってからは学校も休校していたので「退屈だ退屈だ」と文句を言っていました。私が住んでいるエリアは停電はしたものの、道の向こうは停電していない場所もたくさんあり、「シャワー浴びたかったらいつでもきてね」というご近所さんもいて全体的に危機感はなかったです。しかしながら、この数日で甚大な被害を受けた友人もいます。月曜日には言葉を交わした人が亡くなりもしました。ご家族の気持ちを考えると胸がはり裂けそうです。日本でも現在避難中の人がいて、世界では戦争中の国もあります。


当たり前の日常。ことあるごとに思い出しはするけどもやはり当たり前の日常に感謝する気持ちは日々薄れていくものです。薄れていくほど、自分は不自由のない環境に幸せに存在しているんだなあと言う思いを新たにした1週間でした。

© 2022 by Nami a.k.a 739 

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