先日シアトルにオープンしたKoto Jelly Coffeeに行ってきました。
コーヒーの街にできた日本発(日本人オーナー)のコーヒーゼリー、紅茶ゼリー専門店です。アメリカにはクラフトハインツ社の、アメリカ人なら誰もが知っているJell-Oと言うゼリーブランドがあって、ゼリーのフレーバーはフルーツが定番なせいか、50以上フレーバーがあってもなぜかコーヒーゼリーは根付きませんでした。日本ではかなり知られているコーヒーゼリーですが、シアトルみたいなコーヒーの街でもコーヒーゼリーをデザートとして扱う文化はアメリカにはないのでした。
おいしくて柔らかいコーヒーゼリーが手軽に飲めて、おしゃれな雰囲気でお店はとても流行っている模様。子供向けのカフェインレスのミルクゼリーや、抹茶や紅茶のゼリーもあって、色々試してみたくなります。日本人の感覚だと、そこまで特殊で珍しいデザートって感じじゃないけど、一度足を運んでみたかったのでよかったです。
ゼリーはともかく、私がこれまでの日本人発、日本食のレストランや飲食店について思っていたことをひとつ。日本食のレストランや日本人のスモールビジネスをされている事業主は方法がないのか、気にしてないのか知らんけど、ブランディングにめっちゃ無頓着です。どの店もどの個人事業主も、下手したらお店のロゴからWebsite、店舗にはあまりこだわりがあるように見えない。腕が良いとか、美味しいとか以前に、ブランディングが「ダサい〜無頓着の間」で、強いて言えば、「日本」と言うブランドに頼っているばかりで単純に見え方が残念というか、勿体無いお店が多いイメージがありました。
このKoto Jelly Coffeeの素晴らしさはトータルのブランディング。とにかくおしゃれでブランディングがしっかりされていること。若い人や流行に敏感な人は否が応でも立ち寄りたくなる、そんなカフェです。
ロゴデザイン、小物にもかなりこだわっていると思います。Molly Moon's Ice Creamみたいにアパレル展開しそう。
Address:
512 Broadway, Seattle, WA 98122
Parking:
Street parking only
Regular Store Hours:
Tuesday - Thursday: 11 am to 3 pm
Friday to Sunday: 11 am to 6 pm
Monday: Close