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2006年07月18日

The Day of Web Standards [ Web標準の日 ]後編

セッションC
「すぐに役立つWeb標準テクノロジーの効率化テクニック」
中村キョウ介さん+河内正紀さん(ロクナナ)

The 現場の人間。といった感じで親しみやすかったです。
セッションはXHTMLとCSSとJavaScriptで分けられており、私は学校で勉強したわけではないのできっとスキルは人より遠回りして会得しているんだと思うんですけど問題検証の仕方とかは、自分のやっている事がなんとなく間違いではなかった感が実感できて嬉しくもありました。
以前bAの森田さんのCSSniteのセミナーでも思いましたが、これからは"モジュール化"がキーワードになって一般化していくように思います。
XHTML、CSS、JavaScriptの考え方を理解してプロセスに加えていくと仕事ってしやすいのね~と思いました。

セッションD
「Web標準、SEOにも通じる"攻め"のアクセシビリティ」

植木真さん(インフォアクシア)

CSSniteの植木さんの回の時に残念ながらいけなくて今回楽しみにしてました。
やっぱりSEO=悪徳業者の小手先テクニックみたいな印象って仕方ないんでしょうが、なんか悪徳とイコールで語られるのは悲しいですね。仕方ないけど。
とはいえ凄く勉強になりました。アクセシビリティは文字通り"守り"で語られる事が多いでしょうが、植木さんのようなスマートで論理的な考え方の方が日本のアクセシビリティを引っ張っているというのは非常に未来に期待がもてるというか本当に"攻め"というかアクセシビリティだけじゃなくてビジネス全体の先頭を切っていく感じで、もっとたくさんの企業の偉い人がこういう講演を聞いたらいいのにな。と思いました。

セッションE
「Dreamweaver8/Contribute3を使ったWeb標準実装ガイド」

神森勉さん(アンカー・テクノロジー)

私がはじめて行ったCSSniteの講師の方です。当時もすごく実践的なテクニックを語られておりまして、あーCSSniteってこういう場なんだと感心した覚えがあります。私は仕事としてドリを使うことはあまりないんでアレなんですけど、ホントのプロってこんな感じって感じです。周りにいらっしゃったデザイナーさんがガリガリノートとってました。

パネルディスカッション
「Web標準はビジネスをどう変えるか」

これに関してはビジネス・アーキテクツの森田さんを見に行ったといっても過言ではないんですが、やっぱオモロかったです。森田さんは一貫して「コミュニケーションをデザインする」事にこだわりを持っているような気がするんですが「コミュニケーションをデザインする」事に関しては恐らくSEOだろうが、Web標準だろうが何もかもそれは道具でしかない。という風でした。考え方としては大いに共感できましたが、それができるかできないかはまた別で、ビジネス・アーキテクツという企業文化がそれを可能にしている少数派の企業という気がします。
ビジネス・アーキテクツの方とお話をした事があるんですが、とにかく精鋭というかどこにもボンヤリとした所がないというか、どんな事にもハッキリと答えや考え方があって、決して疑問をそのまま残さないし、解決を先延ばしにしない、なんか自分と同じ人間とは思えませんでした(汗
「Web標準はビジネスをどう変えるか」は別として、このパネルディスカッションでどんな事もその先を見越すことが大事で、Webの、次々とでてくるテクノロジーはその瞬間から古いものになっていくと仮定して、Webの本質をどこかに(例えばコミュニケーションツールであるとか)据えた上で、ビジネスに乗せるツールとして捉える事が大事なのかっつー感じがしました。
というわけで、Web標準はそのための通過点でしかなく、それをビジネス云々に直接結びつけるのはちょっと無理があるような気がしないでもないでもないで(略)

以上レポートでした。
ホントに面白かったです。あっという間の一日でした。

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投稿者 dj739 : 00:52 コメント(0) トラックバック(0)

2006年07月17日

The Day of Web Standards [ Web標準の日 ]中編

セッションA
「Web標準を最大限に活かすディレクション&ガイドライン」
益子貴寛さん(サイバーガーデン)

内容が盛りだくさんでしょっぱなからいきなり衰弱気味な私でした。
今思うと「スタッフ、クライアント管理メソッド」のあたりでいくつか聞きたいことがあったかもしれません・・・。
DTP的な発想、制作実務からの脱却というくだりがあったと思うんですけど、これは一体どういう事なのかいまいちピンとこないのは私がデザイナーじゃないからでしょうか。

既に「Web標準の日」自体が意識の高いイベントの為に(参加者も)、なんだか色んな事が当たり前のように受け入れられてる感がありましたが、みんなそれぞれの組織内では単純で現実的な問題に常に直面して難しい立場でいるんだろうな。
講演冒頭で、Web標準の準拠の前提として上げられていたコンプライアンスとか企業の社会的責任なんかの話になると、そういう基本的な身動きのとれなさに「っはΣ(゚Д゚;」と気付かされる。とはいえ47都道府県のCSSレイアウト導入率はなかなか勇気の出る結果がでていたじゃないですか。
Web標準の案件に対して自社の教育や管理はある程度コントロールできるとして、一番難しいのはやっぱりクライアント側の役割をどのように明確化し単純化するかという所に落ち着きそうな気がした。
益子さんの語り口調は物腰が柔らかくとても聞きやすいんですよホントに。声もいいし。最終的にいつもその辺りにいたく感動します。

セッションB
「Web標準テクノロジーの上手なマッシュアップ」
長谷川恭久さん(COULD)

CSSnite5で激しく感銘を受けた長谷川さんの講義。あの興奮再び。
なんか高度なんだけどわかりやすくて面白いんだよね。自分も賢くなったような錯覚に陥るような心地よさ。
今回の講義は結局のところまとめてみるととても簡単な事だったりします。

1 情報の設計図を書く
情報全体を見渡す上で非常に重要なプロセス。
試行錯誤やある一部分に集中したりを繰り返すうちに、自分が一体どの工程にいるのかとか、ゴールまでがあとどれくらいなのか曖昧になってくる時に、設計図を見て軌道を修正していくのに役立ちます。精神的リセットにも使えそう。

2 共通語を作る/それを使う
言語のパターン化で制作も管理もとても楽に。

3 全体を見渡す
最初の情報の設計図がしっかり書けてることが理想的です。

4 柔軟になる
ある意味一番重要なことかもしれません。サイトの目的や理由を尊重し、ルールを共有する事。
バリデーションを尊重するあまり、サイト本来の目的をおざなりにするのは本末転倒も甚だしい。が、Web標準ってこの辺りの落とし所が凄い難しい気がする。

こう羅列してみると本当に簡単な事だと誰もが思う事でしょうが、どうして上手くできないのでしょうか。
日々の仕事に追われて気がついたら案件の渦中にいるからでしょうか。自分に案件とそれに伴う人材を引っ張る器量がないからでしょうか。まあどっちもなんだろうけど・・。
当たり前のことが当たり前に動かないもどかしさってどうやって解決したらいいんだろうか。
経験上怒って暴れてもそれほど効果ないし(多少ある)待ってるとやたら時間が掛かる割にタルんできてスタート地点に戻ったりするんだよねこれが。みんながこういうセミナーで認識を共通のものにしてくれると凄い楽なんだけど、会社の上の方の霞みが掛かった辺りにいる人たちは権限もってるけどこういう事には興味ないわけじゃん。ッチ。

ま、そんな事はいいとして、恭久さんのセミナーはいつも笑いあり、涙あり(ない)でローラーコースターに乗って知識のトンネルを物凄い速さで進んでいくような気持よさがあります。驚きと興奮であっという間に時間が過ぎていって終わるとまたローラーコースターの長蛇の列に並んでいるような。

恭久さんのシチサン、素敵でした。

記憶がだんだん薄れてきそうですが、続きはまた明日。

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投稿者 dj739 : 02:30 コメント(5) トラックバック(0)

2006年07月15日

The Day of Web Standards [ Web標準の日 ]前編

今日は32歳の誕生日でしたが、そんな事は忘れるとして、今日は待ちに待ったThe Day of Web Standards[ Web標準の日 ]でした。
毎日暑い日が続いており、私的にもなんか色々と公私共に引っ越しや、転職や、最後の仕事の詰めなんか色々と物凄い勢いで押し寄せてきておりちょっと疲れ気味な毎日が続いていたりなんかしてたんですけど、今日を励みに頑張ってきたかいがありました。

引っ越したばかりで、(引っ越しの諸々はまたいつか書くとします。覚えてたら。)前日にいきなり受講票が届き得ない事が発覚して、14日の深夜に青ざめたりしてたんですが、何とか主催の株式会社スイッチの鷹野さんのご好意により、この日を迎えることができました。更には名刺を普通にいつも通り会社に置きっぱで帰ってきており例によって手元にはなんかヨレヨレの名刺3~4枚しかなく、思わぬ所でいつもの自分らしさを無意味に発揮したり、最悪だよ(汗

まあそんなこんなでとりあえずひとづつ整理して、まあ自分用復習レポート的に感想などをつらつら書いていきます。

基調講演 Web Standards: The Right Tool for the Right job
木達一仁さん(ミツエーリンクス Web標準Blog

僭越ながら、このブログにもかなりしつこく登場して頂いている毎度お馴染みの木達さんです。こんなリンクの貼り方してて大丈夫なんでしょうか自分。

さて(強引)基調講演ではWebとW3C等々の歴史を踏まえつつ、メリットや課題、今後のWeb標準の未来像なんかを講演されてました。このブログを書いている今、全ての講演を見終わった後だからこそ強く思うのですが、今や「Web標準と言えばミツエーリンクス」とか「第一人者といえば木達さん」という既に定着しつつある立ち位置でありながら、何度もセミナーなどでお話を聞く機会に恵まれる中で、「一般的にトップランナーとして見られる」からこそ難しい立場であり、エンドユーザーやクライアントに対しての正しい理解や、浸透に関する活動と、業界内部の理解浸透とのバランスの難しさなどを勝手に考えて勝手に胃が痛くなったりしてます。とはいえ、やはり業界全体を引っ張る企業や人は絶対に必要なわけで、今回多少高額ではありながら、このThe Day of Web Standards[ Web標準の日 ]に参加した人達がいかに共感し、または一石を投じる、いいきっかけとしてこの一日丸ごとセミナーの意義は大いにあって、こんな機会がどんどん増えると面白いと思いました。

ともあれ、Web標準そのものは、特許とって大儲けとか、早いもんの一人勝ち的ビジネスとは明らかに一線を画すもの、徐々にではあるが、「より良いWebの日常を実現する素晴らしい考え方のひとつ」として、我々業界内部の人間が正しく理解を深めて、更に重要なのはそれをCOOLに使いこなしてこそのものとあらためて思いました。

特別講演 The Spry framework for AjaxとWeb標準技術
林 岳理さん(アドビシステムズ)

とてもとてもドリ8が欲しいなといつも思いますが、多分私はドリの機能は全体の2%くらいしか使えてないです。ええ。
フォトショップもイラレもしかりですけどね。はい。
私が使ってるのは3JとMXですが、あまり意識しないで普段どっち使ってるかさえおぼろげです・・・。ダメダメですがな。
Ajax(アジャエックス(違))フレームワーク、JavaScriptライブラリと聞いただけでなんか逃げ出したくなるような居心地の悪さと同時に「今すぐ、今すぐ使いたい!触ってみたいよ!」という複雑な衝動に駆られました。これは間違いなく微妙なお年頃(32歳)の、微妙な乙女心です。

さて、Ajaxが話題に上がるたびに同時にアクセシビリティとの兼ね合いが当たり前の様に語られる物凄さをみなさんはどう思っているのでしょうか。私は"物凄い"と思ってます。
新しいテクノロジーっていつも結構な割合で歓迎されて受け入れられてきたような気がするんだけど、後から「あれはここがこう悪い」的な形で普及率が落ちていく現象と同時に、制作側は知識をまるごと入れ替えたり諸々の制限を強いられる形で落ち着かざるを得ないという、一言で言うと混乱がついてまわるのが今までの常識だったような気がします。
もちろん、そういう諸々によって制作側は経験とか学習とか積み重ねて行ける訳だし、常識のシフトチェンジがそのたびごとにスムーズになっていって経験と実績を伴ういいデザイナーやいいディレクター、プロデューサーになり得るチャンスを得られると思うんです。今中高生のちゃんとした教育を受けている若くて理解が深い人たちは驚異的に脅威的ではあるものの、未来を担うとても心強い存在でありながら、常識のシフトチェンジをどんな風に行なうのか大丈夫かなみたいな大きなお世話な部分をAjaxというリッチなテクノロジーと同時にアクセシビリティが語られる度に思ったりしてます。ノンキな私。

あーセッションについては明日。

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投稿者 dj739 : 23:47 コメント(0) トラックバック(0)