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●欲しすぎる本に一件追加

2006年04月17日

立ち読みしてみました。

佐々木俊尚「グーグル Google」(文春新書)まえがきより

グーグルは二〇〇四年夏に新規株式公開(IPO)し、その時点ですでに約五百億円の資産を有し、年間千五百億円を売り上げる巨大企業になっていた。それからわずか一年半足らず後の二〇〇五年末には、売り上げは四半期だけでも千八百億円に達した。
二〇〇六年一月には株式時価総額が十五兆六千億円に達し、半導体大手のインテルを抜いて米ハイテク業界で二位に浮上した。一位はもちろんマイクロソフトで、時価総額は三十三兆円を超えている。まだグーグルの二倍もあるが、「いずれはグーグルが抜くのでは」という声が業界では少なくない。
そしてこの間、増資などを積極的に行い、グーグルの手持ち資金は何と九千億円にも達している。
この巨大な資金を使って、グーグルは何をしようとしているのか。
答を先に言ってしまえば、グーグルの狙っているのは、われわれが想像もしていなかった新たなインターネット社会である。その新しいインターネットのあり方は、古いリアルな世界の根幹までをも、ひっくり返しかねない。
 たとえば――。
グーグルは新聞社や通信企業、マイクロソフトなどさまざまな巨大企業のビジネスを破壊しようとしている。それに対して企業の側は激しく抵抗を続けているが、防戦一方のその抵抗はいつまで続くかわからない。
グーグルは、地方の零細企業を再生し、彼らに新たな顧客と以前の数倍にも及ぶ売上高を与えようとしている。グーグルによって地方と中央はお互いに坩堝(るつぼ)の中でかき混ぜられ、あらたな産業構成が生まれはじめている。
グーグルは、全世界のすべての人たちの生活に入り込み、われわれの生活に対してある種のコントロールを行おうとしている。それはひょっとしたら、あらたな監視システムの幕開けとなるかもしれない。
なぜグーグルがそれほどのパワーを持ち、そしてどのような影響を社会に与えようとしているのか。
その命題が、この本で描こうとしている大きなテーマである。

このブログではじめてのカタカナ「グーグル」です(そっちかよ。

グーグル Google 既存のビジネスを破壊する
発売前にも関わらず、かなり話題を呼んでいます。どうもあの「ウェブ進化論」とのコントラストととして語られていて、「ウェブ進化論」を読んだ人は是非読んだ方がいいとのことなので読んでみようと思う。発売されたら。

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