●米Google株 大幅安、相場全体を押し下げ
2006年03月03日
GoogleのCFO(最高財務責任者?)発言が各方面に少なからず衝撃を与えている様子。
「あとは有機的な成長くらいしか売上拡大の余地がなく、今後はトラフィックを増やし売上につながるビジネスを成長させることが必要になる」
仕事中もこのニュースがいくつもメーラーに届いて、一体何があったのかすぃら?と他人事ながら心配してましたが。
CnetによるとGoogleが今抱えている問題は下記。
・初の利益予想未達
--いやいや、それでも(UTEM-O)株式公開以来、Google社の株価は400%以上上昇してるらしいよ。
上昇率は今後安定に向かうべきで急落する理由はあまりないと思われるがどうか。
・ネット広告への依存
--Googleの尊敬すべきサービスはこの広告収入によって100%無料で使用することができる。
ある意味、これだけのビジネスモデルを確立したパイオニアとしてのGoogleはその確固たる信念を曲げるべきではないし、後に続くY!またはMicrosoftとの適度な距離感を保つ努力をすべき。
(例えば上位表示は5-6位が適度と思う。1位になると一気にそれ以外のサイトからの強烈なプレッシャーで猛追を受けるリスクは必至。)
・中国のウェブ検閲をめぐる批判
--これちょっと深刻かもね。あらゆる場面でユーザーのプライバシーを尊重する態度をとってきたGoogleにとっては頭の痛い問題に違いない。
・検索情報提供をめぐる米政府との戦い
--当ブログでは取り上げませんでしたが、2-3日前のニュースで知りました。
米政府の召喚状に対し強く反発、要求を退けたらしいです。司法省が求めているのはURLと検索用語のサンプルにすぎず、検索で競合するYahoo!、MSN、AOLは召喚状に従った。
・著作権問題
--画像検索、Book Search Library、あと色々。常に付きまとう問題。
・書籍デジタル化論争
--上に同じ。
・商標とクリック詐欺訴訟
--日本でもこれに似た話はよく聞きます。広告主からいくらでも訴えられてます。
・紙媒体や放送媒体の広告
--デジタル媒体以外にも拡大しようとしている広告モデルの反応は賛否両論。
・加速する人材獲得
--毎週50~60人の社員を採用してるらしいです。
企業文化を維持できるのか、あるいは適切に成長を管理できるのかという懸念。
たった一人の関係者の発言が、Google株の大幅安を招き、それによって相場全体を押し下げるこの凄み。
検索エンジン産業全体の土壌を引っ張るGoogleは、やはり勝ちつづけるしかないのか。